レバレッジとは?
レバレッジとは
「テコの原理」という意味があり、少ない資金でも大きな金額の取引が出来る。と言う事を表しています。
例えば、「1ドル=100円」の時、1万ドルの取引をしようとすると、普通に考えると100万円の資金が必要です。ところが、レバレッジを20倍にすると、20倍の取引をする事が出来ます。言い方を変えると、1/20の資金で取引が出来るという事です。わずか5万円で1万ドルの取引が出来ると言う事です。
■レバレッジ無し
1ドル100円×1万ドル=100万円(証拠金)
■レバレッジ20倍
1ドル100円×1万ドル=5万円(証拠金)×レバレッジ20倍
レバレッジのリスク
例えば、10万円の証拠金でレバレッジを20倍として始める場合、200万円の取引をする事が出来ます。ところが、相場の変動により180万円に価値が減ったとします。その場合の損失額は(200万円−180万円=20万円)と言う事になります
しかし、証拠金は10万円しかない為、さらに10万円の証拠金の追加が必要になります。
この様に、レバレッジを大きく効かせたFX取引の裏には、大きなリスクもある事を十分理解し、取引をする必要があります。
レバレッジの規制
2010年8月1日より、レバレッジを最大50倍に制限され、2011年8月1日からは、最大25倍に引き下げられました。
これからFXを始める初心者の方は、最初のなれるまでの間は、レバレッジを少なめに設定して始める事をおすすめします。